アドラー心理学 -なぜ夢を見る?-

こんにちは!

 

今回は久しぶりに、アドラー心理学に関することを書きます。

 

テーマはタイトル通り「夢」です。寝ている時の「夢」です。

とくに今回は主に悪い夢です。

 

ファンタジー, シュール, 夢, 犬, フォトモンタージュ, 神秘的な, 雰囲気, 気分, 大気, おとぎ話

 

 

例えば、

・どこどこに行かない方がいいよ、とお告げされる夢

とか

・夢でした失敗をして「あ、やっぱあの夢見たからぁ」

とか

・受験に落ちてしまう夢

とか

 

これらは、アドラーに言わせると、

「本人たちが自ら想像した夢」

です。

 

アドラー心理学を理解する上で、押さえておきたいのは

「目的論」です。これと逆のものが原因論です。

「目的論」は目的に沿って人間は行動すると言う考え方です。

 

 

「お告げされる夢を見て、その通りに行かないことにした」

これは表面上「原因論」ですが、アドラーはこれを「目的論」で考えます。

 

どのような考え方かと言うと、

「もともと行きたくなかったから、行かなくていいように自らその夢を無意識に造り出した」

という考え方です。

 

なので、試験で失敗する夢を見るのは、

その夢を見る前から、極度に緊張していたり、無意識に失敗すると思っていたりするのです。

 

そして、何か嫌なことが起きる夢を見て、本当にそれが起きてしまうのは、その夢を一度見て、無意識に体に暗示がかかり、その嫌なことを起こしてしまうのです。

 

忘れやすいことほど起こりやすいと思います。身内がなくなってしまう夢などは、逆にその人に幸運が訪れると言われていますが、それはその夢を見ることによって、その夢を見た人は夢の中でなくなってしまた人の身辺をより気にするからだと思います。

 

と言う感じで、夢は、、、

・もともと無意識の中で考えていたから見る

・起こるから見ているのではなく、見たからその出来事へ向かってしまう

心の警告

 

悪い夢は、何か悪いことがこれから起きることを示唆しているのではなく、心が疲れているよというサインです。

また、自分の本当の気持ちを表すこともあるので、自分をもう一度見つめ直すタイミングでもあります。

 

これらが全てではありませんが、アドラーの「夢」への考え方です。

 

では!

 

ぴと。